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2011年09月 アーカイブ

ホームページに顧客情報が掲載される?!

こんな話があります。


毎週木曜日は社内イントラネット担当のE主任にとって楽しみな日です。


彼はidc データセンターについても詳しく、情報セキュリティについて日々勉強しています。


会社に出社すると1人サーバールームに入って画面を見ながらニヤニヤと独り言を言っています。


「へえ、営業部はまたゴルフコンペか。暇だなあ。


あれ、秘書課のM子にまたデートの誘いのメールが来ている。


おお、役員から部長に業績改善の通知だ。


改善が見られないと、リストラの対象になるらしい。当社も厳しい状況だなあ」


・・・E主任の仕事は社内の電子メールサーバーの管理です。


トラブルがあればサーバーの設定を直したり、新規利用者のアドレスの設定や異動者の変更を行います。


大変に地味な仕事でありました。


ところがつい数週間前に情報システム部長にE主任は呼び出され、最近電子メールで不正に社内情報を外部に漏らしている者がいるという匿名の告発があったので、E主任に定期的にメールの内容を調べてほしいという依頼がありました。


・・・それから、E主任は毎週木曜日に電子メールの中身を調べることになりました。


電子メールの利用基準

毎日約1万通近くやり取りされるメールの中から問題のメールを探し出すのは容易なことではありません。


・・・まず、E主任は片っ端から電子メールの中身をのぞくことにしました。


最初はなんとなく人の手紙をのぞくような罪悪感にかられましたが、これも仕事だと思い、割り切って始めました。


E主任が電子メールの中身を見始めると、電子メールの使われ方が実に千差万別であることがわかりました。


ある者は毎日積極的にメールのやり取りを社内外と行っており、そのメールを読むだけで仕事熱心である様子が伝わってきました。


また、ある者は社内の飲み会の打ち合わせ程度にしかメールを使っておらず、そういう者に限って忙しいはずの午前中の就業時間にせっせとメールを各所に配信しています。


また、女性社員のメールの大部分が噂話の発信であることもわかってきました。


・・まさに、電子メールは会社の縮図でありました。


問題のあるメールもいくつか見つかりました。


商品の斡旋を社内に促すメールや、会社の重要と思われる情報を取引先に不用意に発信しているメールがありました。


いずれも発信者に悪意はないものの、電子メールの利用基準の必要性をE主任は感じたのです。


これは社内で一度電子メールについて、そしてidc データセンターについて勉強会を開かねば、と思いました。


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